2つの割り切り

1.商品の瑕疵は返品・交換ではなく、修繕による対応とします。返品・交換は対応しておりません。

A.直営店の修繕対応で十分だからです。

2021年1月から2023年末までに約1,400件ほどの商品を日本に送っています。これらのうち、商品状態に問題があったのは2点ありましたが、これらはすべて直営店の修繕で対応できる程度の軽いものでした。

具体的には

・ジッパーの引き手メッキ不良 
引き手に保護のビニルカバーがかけられていたため、それをはがさずに送りました。お客様がそのカバーを外すと同時にメッキもはがれるという、不良でした。直営店で新しい引き手に交換しました。これ以降、カバー類はすべて外してチェックするようにしています。

・ワッペン縫い付けの糸どめが不十分
縫い付けられたワッペンの糸どめが不十分だったため、お客様が何気なしに縁をつまんだところ、ワッペンが布地から浮き上がってしまった。これも直営店で縫い直した。

修繕対応で十分かどうかよりも、実は、カギとなるのはお客様の気持ちです。「せっかく新品を購入したのに、最初から修繕というのは納得できない。」このようにおっしゃるお気持ちは十分に理解できます。

ただ、直営店でご自身で直接購入したとしても、事情は同じなのです。「もし不具合があったとしても、修繕で対応すればそれで十分」というのがヨーロッパではブランド直営店でも普通の対応です。

当ストアも同じ方針といたします。実際、交換しなければいけないような不具合のある商品はめったにありません。倉庫に保管してある商品を検品もしないで発送すればある一定割合で返品・交換を受け付けないといけないぐらいの毀損のある商品は発生するのは当然です。

しかし、当ストアでは綿密な検品を経て合格した商品のみを発送しています。交換しなければならないほどの不具合であれば必ず発見できます。検品ではじき新しい商品を手配しております。

したがいまして、軽微なものは修繕とします。約1,400ほど送っていて見落としは2例ほどですから、非常に少ないと思いますが、人間のすることですから見落しは起こりえます。そのときは直営店での修繕対応として、費用は当ストアの負担とします。

B. 事前にサイズを確認していれば、返品・交換の必要はないからです

返品・交換のご相談がくるときには、ほぼ100%サイズ違いが原因です。これまでに1430件の販売を行ってきましたが、返品・交換の相談を受けたのは13件です。約1%と非常に少数です。(2024年1月現在)

購入いただいたほとんどの皆さんが、注文前に試着をなさっていることがよくわかります。試着さえしていれば何の問題にもなりません。あるいは、すでにそのブランドを着用したことがあって、自分のサイズについてご存じなのかもしれません。

事前にご自身のサイズを調べて、納得してから注文なさっている購入者様がほとんどすべてなのですから、その方たちをメインターゲットとして、安くするために割り切ってしまっていいだろうと考えました。(あてはまらない方もいらっしゃるかと思います。その方たちには申し訳ございません。)

試着は事前のちょっとした準備です。また、最近は公式サイト上にサイズガイドを掲載しているブランドも増えています。サイズ選びは以前よりもずっと簡単になっています。そのブランドサイズを知らない人にとっても、試着は安く購入するためのコストとしては、非常に小さいものです。

※ 返品・交換については、返品ポリシーをご覧ください。 

 

【結論】

「事前にサイズ選びを行うお客様」「軽微な瑕疵は、修繕対応で十分と割り切れるお客様」を当ストアは対象としています。その分だけ割安となっています。

 

2.支払い方法はクレジットカードです 

B. もっとも低コストだからです 

Shopifyのもっとも基本的な決済システムは、クレジットカードです。

Visa、Mastercard、American Express対応で、3.5%+0.25ユーロです。海外送金手数料を入れても、5.5%+0.25ユーロです。(Shop Pay、Apple Pay、Google Payもありますが、これらもクレジットカードと同じコストです。)

コンビニ決済、スマホ決済、楽天ペイ、後払い、Amazon Pay、PayPal、キャリア決済などは手数料が高くなります。これらへの対応は今後の課題として、現時点では「とにかく安く買いたい」という願いに対応するために可能な限りコストを削減したいと思います。

 

【結論】

支払い方法は、もっとも低コストなクレジットカードです。(Shop Pay、Apple Pay、Google Payを含む)